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10年の公共工事、「できる限り拡大を」=劉行政院長


ニュース 建設 作成日:2009年7月22日_記事番号:T00016766

10年の公共工事、「できる限り拡大を」=劉行政院長

 
 劉兆玄行政院長は21日、来年度の内需拡大策に関して、全力を挙げて公共工事を行い、執行率と作業品質を向上させるという方針を示した。馬英九政権が4年間で予定している重大公共建設の特別予算5,000億台湾元(約1兆4,000億円)のうち、2010年度は今年より約100億元増額され、期間中最高額となる1,607億元が投入される見通しだ。22日付工商時報が報じた。

 行政院公共工程委員会の范良銹主任委員と交通部の毛治国部長も、来年が公共工事実施のピークを迎えるという認識を示した。

 ただ、来年は税収減となる見込みのため、一般の公共工事予算はやや減少するとみられる。関係官僚によると、一般予算は今年に比べ約300億元減の1,525億元程度となり、特別予算と合わせ総額3,132億元が公共工事に投入される見通しだ。