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台虹の太陽電池バックシート好調、中国で生産ライン拡張も


ニュース その他製造 作成日:2009年7月22日_記事番号:T00016767

台虹の太陽電池バックシート好調、中国で生産ライン拡張も

 
 フレキシブル基板(FPC)材料域内最大手の台虹科技(タイフレックス・サイエンティフィック)は21日、新事業の太陽電池モジュール用バックシートの出荷が第2四半期に過去最高となるなど好調で、中国で生産ライン1本を増設する可能性もあると表明した。

 台虹によると、太陽電池用バックシートの出荷額は6月、6,000万台湾元(約1億7,000万円)と、第1四半期の約6倍の水準となった。受注状況から見て、下半期も出荷量の増加が続く見込みだ。

 同社のバックシート生産ラインは、シリコン系太陽電池向けと薄膜系向けがそれぞれ1本ずつで、月産能力は計50万平方メートル。同社は、太陽電池業界は昨年第4四半期から低迷しているものの、バックシートは成長を続け、今年は上半期だけで売上高が昨年通年の1億5,000万元に迫っており、新顧客追加や需要の高まりに応じて生産ラインの増設を検討していると表明した。