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宝成、インドネシアでの靴生産を強化


ニュース その他製造 作成日:2009年7月22日_記事番号:T00016768

宝成、インドネシアでの靴生産を強化

 
 製靴大手の宝成工業は来年、インドネシアでの靴の生産拠点を現在の2カ所から4カ所に拡大する。22日付工商時報が報じた。

 同社は現在バンテン州セラン県に工場2基を保有しているが、このほど西ジャワ州スカブミ県で工場1基を買収し、来年にもスポーツシューズを量産する。初期段階の月産能力は40万足となる。さらに同県内に工場1基を新設する計画で、インドネシアの生産拠点は計4カ所となる。首都ジャカルタでは先週17日に連続自爆テロ事件が起きたが、蔡其建同社董事長は「工場はジャカルタから車で約1時間離れており、爆発事件の影響はない」とコメントした。

 製靴大手では、豊泰企業もインドネシアをベトナムと中国に次ぐ重要な生産拠点としており、出荷量全体に占める割合は今年上半期に20%となった。陳麗琴同社協理もまた、「工場はジャカルタから車で約3時間のバンドン市にあり、爆発事件の影響はない」と語った。