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基幹物資11品目、輸入関税引き下げ措置を半年延長


ニュース 食品 作成日:2009年7月22日_記事番号:T00016772

基幹物資11品目、輸入関税引き下げ措置を半年延長

 
 財政部関税税率委員会は21日、来月5日および18日に期限切れを迎える小麦粉など基幹物資11品目の関税率引き下げ措置について、半年間の延長を決定した。小麦・トウモロコシなどの国際価格が上昇し続けている現状を踏まえ、物価上昇を抑制するのが狙い。延長措置に伴い、来年2月までで約3億3,000万台湾元(約9億4,000万円)の税収減が予想されている。22日付経済日報が伝えた。

 トウモロコシ粉など3品目はゼロ関税、小麦粉など小麦を原料とするもの、およびきな粉、トマトピューレ、ゴマなど7品目は税率を半分に、バターは75%に引き下げる。

 財政部では食料の国際相場高騰を受け、昨年2月から小麦粉やトウモロコシ粉など8品目の輸入関税引き下げを行っているが、半年ごと4回の延長で、期間は既に計2年にわたる。ゴマやトマトピューレなど3品目は3回目の延長で、期間は計1年半となった。同部関政司はこれらすべてを合わせると、減税額は9億元に上るとみている。