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中華電信とインテル、合弁SI設立を先送り


ニュース 電子 作成日:2009年7月22日_記事番号:T00016777

中華電信とインテル、合弁SI設立を先送り

 
 米インテル、中華電信、行政院国家発展基金(国発基金)が、次世代移動通信規格のWiMAX(ワイマックス)ネットワーク構築で新興市場の商機獲得を目的に、情報システムの統合を請け負うシステムインテグレータ(SI)会社を合弁で設立する計画が、インテルと中華電信の意見の相違により予定の今年6月を過ぎたものの進ちょくが見られず、さらに先送りされる公算が強まっている。22日付電子時報が報じた。

 計画遅延の主因は、▽世界的な景気低迷で業界の投資の動きがスローダウンし、想定していたWiMAXネットワークをパッケージで輸出する需要が現れないこと▽傘下の関連ソリューションプランの販売を希望したインテルと、各種ソリューションを提供するビジネスを検討していた中華電信との間で、ビジネスプランに相違があったこと──とみられている。両社は資金金や企業の規模などについて依然協議を続けている段階だ。