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6月の小売業売上高、前年比減少幅が過去10カ月で最小


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年7月23日_記事番号:T00016788

6月の小売業売上高、前年比減少幅が過去10カ月で最小

 
 経済部統計処が22日発表した6月の小売業売上高は前年同月比1.49%減の2,628億台湾元(約7,496億円)で、前年比減少幅は過去10カ月で最も小さくなった。小売業のうち、民間消費の動向を最も顕著に示す百貨店やスーパーマーケット、コンビニエンスチェーン、量販店を含む総合商品小売業の売上高は652億元で、前年同月比0.9%の微減にとどまった。

 6月の卸売業の売上高は7,456億元で、前年同月比6.82%減。マイナス成長は昨年10月以来9カ月連続だが、減少幅は過去8カ月で最低となった。また、前月比では8.83%増となった。

 小売業、卸売業、飲食業の合計売上高は1兆359億元で、前年同月比5.32%減とマイナス幅の明らかな改善がみられる。

 6月の小売業などの統計値について黄吉実経済部統計長は、メーカーの受注好転、および株式市場が最近毎月700ポイント上昇していることを背景に民間消費の力強さが段階的に回復しており、プラス成長の回復も時間の問題との認識を示した。