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中台EMS業者、商機獲得に向け提携


ニュース 運輸 作成日:2009年7月23日_記事番号:T00016790

中台EMS業者、商機獲得に向け提携

 
 中国のEMS(国際スピード郵便)業者である中国上海・天天快快遞集団と、台湾の同業、華鋭国際運通集団(AXPRESS)が22日、台北市で戦略提携の締結式を行った。両グループは両岸三地(中国、香港、台湾)を中心とするEMS市場で商機拡大に向けて協力を行う。中台EMS業者の提携は初めてのケースだ。23日付経済日報が報じた。

 天天快の李允承執行長(CEO)は、「両社のリソースを統合して共同でEMS会社を設立し、両岸三地の台湾系企業に対しスピーディーな物流サービスを提供したい」と語った。

 一方、華鋭国際の李忠義董事長は、「両岸(中台)間の経済貿易関係はどんどん密接になっており、両岸EMS業者の提携は今後さらに必要性が増す」との考えを示した。

 また、天天快の詹際煒副董事長はアモイと台湾に2億人民元(約27億円)を投じて物流センターを設置する計画を明らかにした。同資金は設備調達のほか、約200人の優秀な専門人材の採用に投じる考えだ。