ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

薬華医薬の肝炎タンパク薬、米で臨床試験認可


ニュース その他製造 作成日:2009年7月23日_記事番号:T00016795

薬華医薬の肝炎タンパク薬、米で臨床試験認可

 
 健喬信元医薬科技(シンモサ・バイオファーマ)が出資する製薬会社の薬華医薬(ファーマ・エッセンティア)はこのほど、米食品医薬品局(FDA)からB型、C型肝炎用のタンパク薬「P1101」の第1回人体臨床試験を実施する認可を取得した。23日付工商時報が伝えた。

 同新薬は先月、台湾でも人体臨床試験の実施が認められている。同社は台湾でB型肝炎患者が多く、欧米ではC型肝炎の患者が多い特性に合わせ、今後の第2次臨床試験は地域ごとに分けて実施する計画だ。同社は開発から人体臨床試験までの投資額を2億米ドルと見込んでいるが、研究成果の知的財産権の価値は既に2億9,300万米ドルに達したと試算している。

 薬華医薬には現在、行政院開発基金(20.2%)を筆頭株主に、耀華玻璃(9.24%)、健喬信元(8.31%)などが出資している。