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台北市の住宅価格、平均世帯収入の23年分【図】


ニュース 建設 作成日:2009年7月23日_記事番号:T00016797

台北市の住宅価格、平均世帯収入の23年分【図】

 
 不動産専門誌「住展雑誌」がまとめた住宅価格に関する調査によると、今年6月までの台北市の住宅価格は1坪当たり平均55万3,000台湾元(約158万円)で、「住宅購入苦痛指数」は23.5ポイントだった。この指数は、2人分の収入がある世帯で3部屋の住宅を購入した場合、何年分の所得が必要かを表したもの。30~34歳の平均月収3万4,299元(行政院主計処の2008年統計)を基準とすると、台北市では住宅購入に世帯収入の23.5年分が必要となる計算で、台北県の9.1年分の約2.5倍となった。23日付自由時報が伝えた。
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 特に、台北市大安区では34.9ポイントと最も高くなり、これに信義区の34.5、中正区の29.5が続いた。台北県では最も高い永和市でも15.8、新店市で14.9、板橋市で13.6にとどまった。

 なお、金融危機の影響で、台北市の「苦痛指数」は昨年の26.1から2.6ポイント、台北県では同10.1から1.5ポイント下落したが、自由時報は、台北市の住宅価格は所得の成長を大きく上回って上昇していると指摘した。