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AUO傘下の景智科技、ソニーから液晶テレビ受注狙う


ニュース 家電 作成日:2009年7月23日_記事番号:T00016803

AUO傘下の景智科技、ソニーから液晶テレビ受注狙う

 
 テレビの生産拠点を一部閉鎖し、外部委託を拡大する方針とみられるソニーに対し、友達光電(AUO)と佳世達科技(Qisda)が合弁で設立した液晶テレビ受託生産メーカー、景智科技が積極的に受注を狙っているもようだ。23日付経済日報は、同社が年末までにソニーから大型受注を獲得する可能性があると指摘した。

 景智科技は佳世達からテレビ業務を引き継いでおり、LG電子の小型液晶テレビを手掛けている。業界関係者によると、ソニーにとってAUOはサムスン電子に並ぶ液晶パネルの調達先であり、景智科技が大型受注を獲得するチャンスは大きいという。

 なお現在、鴻海精密工業とその傘下の群創光電(イノルックス・ディスプレイ)がソニーから液晶テレビ生産を受託しており、AUOグループとの受注競争が激化しているもようだ。

 AUOは23日に第2四半期の業績説明会を開催予定で、下半期の液晶テレビ受注状況も焦点の一つになるとみられる。