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遠伝電信、新世紀資通の合併にめど


ニュース 電子 作成日:2009年7月23日_記事番号:T00016805

遠伝電信、新世紀資通の合併にめど

 
 遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)のヤン・ニルソン(楊麟昇)副董事長兼総経理は22日、速博(スパーク)ブランドで通信サービス事業を展開する新世紀資通の合併について、新世紀大株主の統一集団(ユニプレジデント)や中華開発金融控股と合意に達したことを明らかにした。来年中に合併を完了させて規模を拡大する遠伝電信は、テクノロジー中心からサービス中心へと転換を図る方針で、今後はヤフーやグーグル、阿里巴巴(アリババ)などがライバルとなるとしている。23日付経済日報が伝えた。

 新世紀資通の株式は現在、遠伝電信と遠東集団が26%ずつ、統一集団と中華開発金控が各9%を保有する。合併に当たり統一集団と中華開発金控が株式交換を求めているのに対し、遠伝は現金による買い増しを主張している。このため遠伝はさらに協議を詰める必要があるとしている。

 また遠伝電信は、合併の前提として新世紀資通の黒字化を挙げているが、同社は今年3~4月に損益均衡を達成しており、通年でも黒字となる見込みだ。