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アップル好調、鴻海・クアンタに恩恵期待


ニュース 電子 作成日:2009年7月23日_記事番号:T00016807

アップル好調、鴻海・クアンタに恩恵期待

 
 米アップルが21日に発表した2009年第2四半期の業績は、新型スマートフォン「iPhone 3GS」の発売および「MacBook」の低価格戦略が奏功し、売上高83億4,000万米ドル(前年同期比11.8%増)、利益12億3,000万米ドル(同14.95%増)と予想以上の好調さだった。これにより同社最大の提携パートナーである鴻海精密工業と広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の今後の業績への恩恵が期待されている。23日付工商時報が報じた。

 外資系証券会社は、iPhoneの出荷台数は今後さらに拡大し、さらにコンシューマ向け電子製品市場などで景気回復が見込まれることから、鴻海精密工業の下半期の売上高は上半期比50%成長が期待できるとしている。

 クアンタについては、これまで他社に流れたMacBookの受託生産を取り戻しており、さらにアップルが第4四半期に新型MacBook2機種を発売すると予想されていることから、第3四半期のノートPC出荷台数は、毎月300万台以上が見込めると予想されている。