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作成日：2009年7月24日_記事番号：T00016816
長栄海運、高雄港117号ふ頭を５年更新
24日付経済日報によると、長栄海運（エバーグリーン・マリン）はこのほど、９月15日に契約満期を迎える高雄港の117号埠頭（ふとう）について、契約期間５年で更新することで高雄港務局と合意に達した。現在賃料について交渉中で、来週にも公表される見通しだ。
長栄海運は117号埠頭について、昨年９月の契約更新時には金融危機などを理由に１年契約にとどめていた。今回の５年契約は、昨年末の海運の中台直航便就航などを背景に、同社が高雄港を重視していることをうかがわせる。なお、同社が使用している埠頭６基のうち５基は、2018年ごろまでの契約となっている。
長栄海運は、上半期の貨物取扱量が高雄港全体で最多の32％を占める。高雄港全体の同期貨物取扱量は404万8,000ＴＥＵ（20フィートコンテナ換算）で、前年比マイナス18.73％となったが、中台間の貨物は上半期ほぼ倍増した。
