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頂新集団が吉野家と提携、中国ファストフード首位目指す【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年7月24日_記事番号:T00016820

頂新集団が吉野家と提携、中国ファストフード首位目指す【表】

 
 台湾系中国食品大手グループ、頂新国際集団傘下で、外食事業を展開する頂巧控股(ケイマン諸島登記)が23日、吉野家ホールディングスの100%子会社、吉野家インターナショナルと提携覚書を締結した。吉野家の中国での業務展開を担う合弁会社を9月に同国で設立する予定だ。頂新集団は、吉野家を加えた中国における傘下ファストフード3ブランドの店舗数を、現在の約1,200店から2020年には6,000店へと拡大し、中国ファストフード業界で首位の座を狙う。24日付工商時報などが報じた。
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 新会社の資本金は1億人民元(約14億円)で社名、両社の出資比率は明らかにされていない。現在沿岸部を中心に中国211店を展開する吉野家を、まず四川省から内陸部でエリアを広げ、5年以内に1,000店規模まで拡大する計画だ。

 頂巧控股傘下ブランドの中国店舗数は、フライドチキンチェーンの徳克士(ディコス)が約1,000店と、ケンタッキーフライドチキン、マクドナルドに次ぐ3位。康師傅私房牛肉麺(めん)が約30店。20年には▽徳克士、3,000店▽康師傅、2,000店──へと拡大を目指す。