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中鋼のベトナム薄板工場、台プラの5%出資が確定


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年7月24日_記事番号:T00016826

中鋼のベトナム薄板工場、台プラの5%出資が確定

 
 中国鋼鉄(CSC)は、ベトナム南部バリアブンタウ省での薄板工場建設計画について、台塑集団(台湾プラスチックグループ)が持ち株率5%に当たる18億台湾元(約52億円)余りを出資することが確定したと明らかにした。24日付工商時報が報じた。

 新工場の投資総額は11億5,000万米ドルで、10%出資を予定していた鉄筋大手、豊興鋼鉄が同計画への参加を見送り、台プラグループと、住友金属工業傘下の住金物産が各5%ずつを出資することになった。中鋼の9月の董事会で承認される予定だ。

 中鋼によると、新工場は年内着工、2012年完成予定で、冷延、亜鉛めっきコイル、電磁鋼板など年160万トンの生産を計画している。台プラグループはベトナム北中部ハティン省で大型製鉄所建設計画を進めていることから、中鋼は今後台プラグループから原料を調達できるとメリットを強調した。