ニュース
自動車・二輪車
作成日：2009年7月24日_記事番号：T00016827
高級車市場が回復、輸入各社が予測を上方修正
上半期の台湾高級車市場は、販売台数が前年同期比11％減となり、金融危機による影響を免れなかったが、６月以降は販売が回復しており、輸入車販売各社の中には業績見通しを上方修正する動きも出ている。24日付工商時報が伝えた。
台湾ベンツは今年通年で前年比５％の販売増を見込んでいる。同社が今月８日に発売したベンツＥシリーズのフルモデルチェンジ車は、21日までに260台を販売し、うち300万台湾元（約866万円）以上する「Ｅ300」と「Ｅ350」が半数以上を占めた。購入者は中小企業の経営者や企業幹部が多いという。
台湾アウディも先月、ＳＵＶ（スポーツ多目的車）の「Ｑ５」を発売後、６～７月はいずれも100台以上を売り上げた。
裕隆日産汽車は「インフィニティ」などの新車投入で、上半期に高級車の売上高が６％増え、市場シェアを18.4％に伸ばした。
和泰汽車は高級輸入車の販売台数が昨年の１万9,000台を上回る２万台以上に達するとみている。
