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AUO、Q2粗利益率がプラス転換【図】


ニュース 電子 作成日:2009年7月24日_記事番号:T00016836

AUO、Q2粗利益率がプラス転換【図】

 
 液晶パネル最大手、友達光電(AUO)は23日、第2四半期の業績説明会を開き、同期の連結粗利益率が第1四半期のマイナス31.4%から1.4%へとプラスに転じたと発表した。同期の損失額は65億9,900万台湾元(約191億円)と市場予測の70億~90億元を下回った。第3四半期に黒字転換、第4四半期はさらに業績が向上するとの見方を示した。24日付工商時報などが報じた。
 
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 AUOの彭双浪執行副総経理によると、同社は現在生産が追いつかず、受注の8割しか供給できていない状態だ。また、第3四半期はパネル価格の上昇が続くものの、上げ幅は6、7月より小幅なものになるという予想を示した。

 同社の陳来助総経理は、今年の投資支出を当初予測の500億~600億元から700億~750億元へ引き上げると表明した。現在既に量産に入っている第7.5世代工場(L7B)および8.5世代工場(L8A)で、今後ガラス基板投入量を増やし、同社の生産能力を前年比17~18%成長させる考えだ。

 さらに中部科学工業園区(中科)后里園区七星基地で建設を進めている8.5世代第2工場(L8B)については、設備搬入時期と量産スケジュールを来年決定すると語った。