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地震相次ぐ、活動期に突入?


ニュース 社会 作成日:2009年7月27日_記事番号:T00016842

地震相次ぐ、活動期に突入?

 
 26日、中部南投県の車籠埔断層付近を震源とするマグニチュード(M)5.4の地震に続き、花蓮県の花東縦谷断層でM5.5の地震が起きるなど、震源が浅い地震が相次いで起きた。7月は14日に花蓮沖を震源とするM6.3の地震を含め、M5以上の地震が計7回起きており、27日付中国時報は、地震の活動期に入ったのではないかという懸念を伝えている。

 26日に車籠埔断層付近で起きた直下型地震は市民の心配をかき立てた。1999年の台湾大地震は車籠埔断層と双冬断層が同時にずれたことで巨大地震となったとされているが、今回の震源はちょうどその中間に当たるからだ。 

 中央気象局は「今回の地震は台湾大地震の余震発生域で起きているが、大地震から既に10年近くが経過しており、余震とみるには無理がある」との認識を示した。

 気象局担当者は「断層が一気に動けば大変だが、たまに動くことは地殻に蓄積されたエネルギーを放出することにつながる」と指摘した。