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新型インフル、高雄で集団感染発生


ニュース 社会 作成日:2009年7月27日_記事番号:T00016845

新型インフル、高雄で集団感染発生

 
 台湾最大規模となる新型インフルエンザ(H1N1)の集団感染が発生したことが明らかとなった。高雄市の教会で20日から行われたセミナー合宿で、参加した中高生ら214人のうち25人が発熱や筋肉痛などの症状を訴えたため、12人に対し詳しい検査を実施したところ、23日全員に陽性反応が現れ感染が確認された。このほか106人にも新型インフルの症状が見られたため、セミナーは即日中止された。25日付中国時報などが報じた。
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何啓功・高雄市政府衛生局長は25日、検温など予防措置の強化に加え、今回のセミナー関係者に対しワールドゲームズ会場への出入りを控えるよう要請したと説明した
(25日=中央社)

 
 同セミナーは、五輪で採用されていない競技の国際大会「第8回ワールドゲームズ高雄大会」の開催期間と重なったが、行政院衛生署疾病管制局は、「同大会とは全く関係ない」と強調した。

 また、疾病管制局は26日、台湾で2例目となる新型インフル重症患者(男性、39歳)が25日、北部で確認されたことを明らかにした。男性は今月14日から発熱や咳(せき)の症状が出ていたが、21日になって呼吸困難に陥った。なお最近の海外渡航歴がないため、台湾内で感染したとみられる。