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カルフール、Q2売上高16%減


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年7月27日_記事番号:T00016854

カルフール、Q2売上高16%減

 
 量販店最大手の家楽福(カルフール)は第2四半期の既存店売上高が前年同期比16.1%減となり、台湾進出20年来で最悪の減少幅を記録した。新規店舗を加えた売上総額も前年同期比で5.2%減となった。なお、具体的な売上高の数値は報じられていない。27日付経済日報が報じた。

 同社の今年上半期の売上高は既存店13.2%減、新規店を加えても1%減となった。店舗拡大は今後も続ける方針で、7月は台北県新荘中平店を含む小型店舗2店を出店した。なお、同社アジア地区の第2四半期の既存店売上高は前年同期比4.5%減で、成長著しい中国も0.2%減だった。

 大潤発(RTマート)や遠東集団(ファーイースト・グループ)傘下の愛買(aマート)も第2四半期は顧客単価の低下から苦戦を強いられている。ただ、下半期については小売業界のハイシーズンとなることや、景気が回復傾向にあることから、業界は楽観的な見通しを立てている。