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義聯集団、屏東・四重渓で温泉ホテル建設へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年7月28日_記事番号:T00016877

義聯集団、屏東・四重渓で温泉ホテル建設へ

 
 中国人観光客増加による観光市場の拡大を見込み、義聯集団(Eユナイテッド・グループ)は、屏東県の四重渓で一時中断していた温泉ホテル「天悦温泉大酒店」の建設計画を再開する。ただ、林義守董事長によると部屋数は200室程度に半減、投資金額は約3分の1の10数億台湾元(1元=約2.9円)と、当初計画より大幅に規模を縮小するもようだ。28日付工商時報が伝えた。

 この計画は2006年末にまとまっていたが、地元の反対や、環境評価に対する屏東県の厳しい審査により中断していた。しかし義聯集団が手掛けた高雄県観音山のリゾートホテル「義大皇冠假日飯店」が間もなくオープンを迎えるに当たり、同ホテルとの相乗効果を狙って「天悦温泉大酒店」の再始動を決めた。環境評価の審査通過を待って建設に入る見通しだ。

 一方、中国鋼鉄(CSC)の子会社、土地開発の中欣開発(チャイナ・プロスペリティー・デベロップメント)が、台北市北投温泉エリアに来年末に竣工・オープンを予定していた「交通温泉大酒店」は、金融危機の影響でいったん計画を中断することとなった。