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上半期の広告費、前年比15.7%減少【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年7月28日_記事番号:T00016878

上半期の広告費、前年比15.7%減少【表】

 
 ニールセンの最新調査によると、台湾で今年上半期に企業などがテレビや新聞、雑誌、屋外メディアなどに投入した広告・宣伝費は、前年同期比15.7%減の183億8,000万台湾元(約533億円)となった。金融危機の発生により消費者心理が低迷したこと、および「煙害防制法(たばこによる被害防止法)」の新規定施行が影響したもようだ。第2四半期は第1四半期に比べ22.7%増と回復傾向が見られた。28日付工商時報などが報じた。
 
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 業界別にみると上半期は、▽建設業、マイナス39.0%▽金融業、マイナス32.5%▽交通機関、マイナス28.1%──と、従来から広告に費用を多く投入する3大業界で減少が目立った。

 一方、成長が目立ったのは、▽コンピューター・IT(情報技術)業、31.4%増▽医療・美容業、19.7%増──などとなった。コンピューター・IT業では特にゲーム業界の広告費が前年同期比2倍に膨れ上がった。医療・美容業では健康食品、ダイエット食品などで広告費が増えた。