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作成日:2009年7月28日_記事番号:T00016879
日本人の来台者数、6月は前年比28%減
交通部観光局が発表した6月の観光市場概況によると、同月に台湾を訪れた外国人は延べ32万1,383人で前年同月比5.6%のマイナスとなった。そのうち観光目的は14万9,736人(同0.18%増)、ビジネス目的は7万1,473人(同15.30%減)だった。日本からの来台者数は、同28.24%減の6万1,728人で国別で首位を維持したものの、同156.57%増となった中国(香港・マカオ除く)からの来台者数5万7,472人との差が縮まっている。
6月の日本人来台者数のうち、観光目的は3万5,485人で前年同月比28.25%減、ビジネス目的は1万9,453人で31.04%減となった。
また上半期累計では、来台外国人は211万1,643人で、前年同期比10.41%の増加。うち日本人は48万4,954人(同11.84%減)、中国人は47万2,425人(同260.03%増)となった。
旅行代理店の業界団体、日本旅行業協会(JATA)によると、6月のマイナス幅は2003年の新型肺炎(SARS)流行時に次ぐもので、新型インフルエンザ(H1N1)流行の影響が依然続いている上、日本国内の不景気が日本人の海外旅行に対する意欲を低下させているという。