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南京市のITソフト台湾調達、5年で1億米ドル


ニュース 電子 作成日:2009年7月28日_記事番号:T00016887

南京市のITソフト台湾調達、5年で1億米ドル

 
 中台のIT(情報通信)サービス業界の交流促進と商機創出のための「両岸資訊服務産業合作・交流会議」が27日開かれ、南京市対外貿易経済合作局と資訊工業策進会との間で、南京市が台湾ITソフト業界に今後5年間で製品とソリューションプランについて1億米ドル規模の発注を行う意向書が締結された。柯志昇・資策会執行長は、資策会が取りまとめの窓口となって、台湾企業に発注を行っていくと説明した。28日付工商時報などが報じた。 

 会議では、▽凌群電脳(シスコム・グループ)▽緯創軟体(ウィストロンITS)▽宏瞻資訊(IISI)▽其富国際(チフ・インターナショナル)──など台湾ソフトメーカー12社が「海峡両岸産業信息化合作推進聯盟」の成立を宣言。南京市政府は、今後同聯盟に参画する現地メーカーを推薦し、中台のITソフト業界の経験と技術の統合を図る意向を示した。

 同会議には、中国から中国電子信息産業発展研究院(CCID)と南京市政府の代表団111人のほか、中創軟件(CVIC SE)の景新海董事長、軟通動力信息技術の楊天文総裁、その他北京や上海をはじめ中国各地の産官学の代表者が参加した。