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ネットブックの性能、「期待と実際に落差」=エイサー


ニュース 電子 作成日:2009年7月28日_記事番号:T00016888

ネットブックの性能、「期待と実際に落差」=エイサー

 
 宏碁(エイサー)は、低価格ノートパソコン(ネットブック)ユーザーを対象に行った独自調査の結果、「消費者の期待と実際の性能との間に落差があることが分かった」と明らかにした。28日付経済日報が伝えた。

 市場関係者によると、ネットブックは米インテルのプロセッサー、Atom(アトム)を採用しており、一般のノートPCより処理性能が低いため、アプリケーションを増やすと動作が遅くなり、これがユーザーの失望を招く主な原因となっているという。

 林顕郎・台湾区総経理は「ネットブックは本来、ネット接続と携帯性に特化し、文書作成など基本的用途を想定した機種で、オールマイティなものではない」と指摘し、市場で話題となったことで消費者の期待が高くなり過ぎていると説明した。

 林総経理はまた、今後は、ライトユーザーや手軽なネット接続を重視する場合はネットブック、外勤の多いビジネスマパーソンにはインテルCULVプラットフォーム採用の超薄型機種、ゲームファンなど高性能が要求されるユーザーには一般のノートPC、といった健全な棲み分けが進むとの見通しを示した。