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IC設計の晨星、海外上場を計画


ニュース 電子 作成日:2007年7月24日_記事番号:T00001689

IC設計の晨星、海外上場を計画


 24日付工商時報が南華早報の報道として伝えたところによると、IC設計の晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)が5億米ドルの資金を調達するために香港または米ナスダックへの上場を計画しており、クレディ・スイス証券やゴールドマンサックス証券などが株式公開手続きの幹事社に名乗りを上げている。

 晨星は取材を拒否したが、業界関係者は同社が目標としている聯発科技(メディアテック)が米国で預託証券(ADR)発行を計画しているため、米国での上場が有力と見ている。

 晨星の昨年売上高は72億6,000万台湾元で、売上が500億元以上の聯発とは大きな開きがあるものの、LCDモニター制御チップで市場シェア6~7割を占めるほか、受動型ICタグがシンガポールや香港の空港で採用され、著名IC設計会社の仲間入りを果たした。