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ネットブックの大画面化、11.6型で打ち止め=ASUS【図】


ニュース 電子 作成日:2009年7月28日_記事番号:T00016890

ネットブックの大画面化、11.6型で打ち止め=ASUS【図】

 
 27日、低価格ノートパソコン(ネットブック)Eee PC「貝殻機(シェル)」の11.6インチ型を発表した華碩電脳(ASUS)の林福能副総経理は、ネットブックのスクリーンについて「7インチから始まり11.6インチまで大画面化したが、これ以上拡大すれば一般のノートPC市場に影響が出る」と述べ、サイズ拡大が限界に達したという考えを示した。28日付経済日報が報じた。
 
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 林副総経理によると、11.6インチ型がネットブック全体に占める比重は今年約1割にとどまり、9割は10.1インチ型が占めるという予測だ。

 沈振来ASUS執行長(CEO)も先ごろ、11.6インチ型ネットブックについて「インテルとマイクロソフトは、10インチ以上のネットブックにAtom(アトム)プロセッサーおよびWindows XPを採用する場合、ライセンス料を割高に設定しており今後の成長に不利」との見方を示している。

 業界関係者は、ネットブックは急速な大画面化に伴い、新製品が出るたびに旧製品の価格が急落する状況が続いてきたが、大画面化が一段落することで価格が安定に向かい、メーカーの利益向上に貢献すると指摘した。