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友達集団、年内にLED生産設備15台を購入


ニュース 電子 作成日:2009年7月28日_記事番号:T00016892

友達集団、年内にLED生産設備15台を購入

 
 友達光電(AUO)は27日、傘下の発光ダイオード(LED)素子メーカー、隆達電子(レクスター)の生産設備について、年内に25億5,500万台湾元(約74億1,000万円)をかけ、有機金属気相成長法(MOCVD)装置15台を購入すると表明した。AUOで需要の増えるLEDバックライト採用のパネル向けに、隆達が5割以上を供給する予定だ。28日付経済日報が伝えた。

 彭双浪執行副総経理によると、AUOはバックライト光源のLEDへの切り替えを積極的に進めており、100%切り替えの時期が当初予定の2011年末から10年末に大幅に早まる見通しだという。また、LEDバックライトパネルがノートパソコン用全体に占める割合は今年は2~3%とみられるが、AUOは10%に達する見通しで、来年にかけてLEDバックライト製品を大きく成長させたい考えだ。

 業界関係者によると、AUOがパネルに採用するLED素子は日本と台湾のメーカーから調達しているが、需要の高まりに応じて自社グループ内での調達と、技術および生産能力の向上を図っているもようだ。