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作成日：2009年7月29日_記事番号：T00016904
国家発展基金、バイオ技術に240億元投資へ
行政院国家発展基金管理会は28日、バイオ技術分野のベンチャー事業に対する投資審査規定を見直し、行政院が政策的に推進する投資案件に関しては、審査規定の制約を受けずに支援を行うことを決めた。同基金は今後、バイオ技術産業に対し、総額240億台湾元（約693億円、2010年は60億元）を投資する計画だ。29日付工商時報が伝えた。
バイオ技術分野のベンチャー事業に対する投資は、国家発展基金が40％、民間が60％を出資する基金を創設する形で実施する構想となっており、民間の資金と合わせると、投資規模は600億元に達する見通し。
今回の審査規定見直しでは、従来、投資の集中を避けるため、▽同一企業グループへの投資上限は30億元▽同一企業グループ内の投資先は３社まで──という２点の制限について、今後は政策的必要があれば制約を受けなとことが決められた。
