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台湾中油のLPGスタンド、3年で48カ所増設


ニュース 石油・化学 作成日:2009年7月29日_記事番号:T00016912

台湾中油のLPGスタンド、3年で48カ所増設

 
 環境に優しく経済的なLPガス自動車の将来性を好感する台湾中油は、民間業者と協力して今後3年内に48カ所のLPガススタンドを新たに設置する計画だ。投資額は16億台湾元(約46億円)。計画完了時には台湾全土における公営・民営のLPガススタンドは78カ所に増加する。29日付工商時報が伝えた。

 同社LPガス事業部の劉晟熙執行長によると、25日現在、オクタン価95ガソリンの価格は1リットル28.3元だが、自動車用LPガスは環境保護署による補助も含めると同14.8元となっている。排気量2,000ccのタクシーが1日148キロメートル走行したとして、1年に6万元を節約できるという。

 劉執行長は、LPガスはほぼ完全燃焼するため環境を汚染せず、クリーンなエネルギーだと指摘した上で、認可を受けた58カ所の業者で、自動車98種をLPガスと予備燃料としてのガソリンを併用するバイフューエル仕様に改造することができると説明した。