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BenQの液晶テレビ、台湾シェア2位内狙う


ニュース 家電 作成日:2009年7月29日_記事番号:T00016914

BenQの液晶テレビ、台湾シェア2位内狙う

 
 明基友達グループ、明基電通(BenQ)は28日、液晶テレビの新製品7機種を一挙発表した。姚鴻州台湾区総経理は、同社液晶テレビは下半期に当初予測を30%上回る販売が期待できると指摘。今年通年で88万~90万台規模とみられる台湾液晶テレビ市場で、シェアを現在の10%から12~13%まで拡大し、2位以内に入りたいと表明した。29日付電子時報などが報じた。

 新製品は、同社独自の画像補正技術「Senseye(センスアイ)」を搭載した120Hz倍速駆動のフルハイビジョン(フルHD)液晶テレビ3機種が含まれ、同社初となる52インチ型が8万9,000台湾元(約25万6,000円)。市場調査会社の予測によると、120Hz倍速駆動の製品は急速な成長が見込まれ、今年は販売額ベースで液晶テレビ世界市場全体の29%を占める見通しだ。

 新製品7機種はすべて、友達光電(AUO)が佳世達科技(Qisda)と合弁で設立した液晶テレビの受託組み立てメーカー、景智科技が生産しているとみられ、予想を上回る需要増とパネルの供給不足から、受注量は生産能力を超えているという。