ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

スマートフォン、携帯電話生産額の86%に


ニュース 電子 作成日:2009年7月29日_記事番号:T00016918

スマートフォン、携帯電話生産額の86%に

 
 資訊工業策進会市場情報中心(MIC)の最新調査によると今年上半期、台湾の携帯電話生産額におけるスマートフォンの占める比重が86%に達したことが明らかとなった。またスマートフォンと従来型携帯電話の出荷台数比率も、昨年同期の26対74から41対59まで接近し、製品ラインナップに構造的変化をもたらしている。29日付工商時報が伝えた。

 今年上半期の台湾メーカーによるスマートフォン出荷台数は前年比23%増の1,600万台となり、下半期は2,300万台まで成長すると予測されている。同製品の成長は、台湾メーカー全体の携帯電話端末の平均出荷単価を前年比44%上昇の150米ドルに引き上げ、世界平均の125米ドルを大幅に上回った。

 従来型の携帯電話は、台湾受託メーカーの大口顧客であるモトローラやソニー・エリクソンなどが相次いで低価格機種から撤退したため、上半期出荷台数は前年比42%減の2,250万台に激減した。