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WiMAX産業、今年の生産額11%増


ニュース 電子 作成日:2009年7月29日_記事番号:T00016919

WiMAX産業、今年の生産額11%増

 
 資訊工業策進会市場情報中心(MIC)によると、台湾の次世代高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)産業の今年の生産額は、新興市場での加入社宅内機器(CPE)の安定した成長に支えられて11.4%の成長となる見通しだ。29日付工商時報の報道だが、具体的な生産額は書いていない。

 下半期は世界各地の中小WiMAX事業者から、正文科技(ジェムテック・テクノロジー)や東訊(テコム)、合勤科技(ザイセル・コミュニケーションズ)、智邦科技(アクトン・テクノロジー)など台湾通信機器メーカーへの発注が増えるとみられる。また、インドや北米のWiMAX事業者が引き続き基地局増設を進める見通しで、WiMAX CPEは通年で出荷量が大幅に拡大する見通しだ。

 無線通信設備全体の総生産額は前年比14.4%減の約1,062億台湾元(約3,067億円)で、特に全体の80%を占める無線LAN関連製品は末端需要の不振と低価格なIEEE 802.11nが主流となったことで、前年比18.3%減となる予測だ。