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クアンタ林董事長、「下半期は受注満杯」 【図】


ニュース 電子 作成日:2009年7月29日_記事番号:T00016922

クアンタ林董事長、「下半期は受注満杯」 【図】

 
 ノートパソコン受託生産最大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の林百里董事長は28日、同社の下半期受注が満杯状態だと語り、「過去10年間にわたりノートPC受託業界でトップの座を守ってきたが、今後も努力を続けこれを維持する」と抱負を語った。29日付工商時報が伝えた。
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 クアンタは今年4月と5月は仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)に出荷台数首位の座を明け渡したが、6月にはこれを奪還した。下半期は大手顧客のヒューレット・パッカード(HP)やアップルからの受注見通しも良好で、下半期の業績は上半期比で5割増と高い成長率が見込まれる。通年の出荷台数は今年3,600万台、来年はさらに4,700万台まで伸ばすと予想されている。

 林董事長はまた、マサチューセッツ工科大学(MIT)との提携契約を更新し、将来的にはMITで研究開発(R&D)、クアンタ本拠地の桃園で製造という流れを形成したいと語った。また、IT(情報通信)技術の今後の発展について、▽クラウドコンピューティング▽コネクティビティ(接続性)▽クライアント端末──という「3C」がキーワードになると指摘した。