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TSMC、40ナノで量産可能水準に


ニュース 電子 作成日:2009年7月29日_記事番号:T00016923

TSMC、40ナノで量産可能水準に

 
 台湾積体電路製造(TSMC)は40ナノメートル製造プロセスの良品率が徐々に向上しており、大口顧客であるグラフィックIC大手の米エヌビディアと米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はTSMC側の良品率が量産可能な水準に達したと判断している。29日付工商時報が伝えた。

 グラフィックIC業者によると、TSMCの良品率は第2四半期に30%以下にとどまり、取引先の不満を買っていたが、7月初めの時点で良品率は60%にまで改善したという。

 このうち、エヌビディアは年末にかけての需要期を控え、既にTSMCに対する発注量を増やし、新製品の投入準備に入った。

 AMDはマイクロソフトの「DirectX
11」に対応する40ナノ仕様グラフィックカード「RV870」の発売前イベントを9月に開くほか、「G210」「G220」を今月中に正式発売。年末にかけても新製品の発売を相次いで予定している。