統一超商（プレジデント・チェーンストア）は29日、日本の生活雑貨ブランド「PLAZA（プラザ）」を展開するプラザスタイルとの提携を解消することを明らかにした。台湾にある系列６店舗（PLAZA提携店４店舗、MINIPLA（ミニプラ）提携店２店舗）はすべて撤退する。30日付経済日報が伝えた。
化粧品類、生活雑貨、衣料品、食料品などを扱う「PLAZA」は2006年５月に台湾に進出したが、統一超商は仕入れ商品や仕入れ数量にさまざまな制限が設けられていることや、黒字転換にはさらに時間を要するとの判断から提携解消を決めた。
統一超商は今後、生活雑貨事業において「無印良品（ＭＵＪＩ）」（現在16店舗）、「Afternoon Tea（アフタヌーンティー）」（同４店舗）の両ブランドの展開に注力する。
統一超商はまた、今後、事業戦略の立案に当たっては、経営主導権の獲得をより重視するとし、台湾側が直接経営支配できない事業は長期投資対象から除外する方針を打ち出した。
