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台電大林発電所更新、当初計画の半分に


ニュース 公益 作成日:2009年7月30日_記事番号:T00016934

台電大林発電所更新、当初計画の半分に

 
 行政院環境保護署は29日、台湾電力大林発電所(高雄市小港区)の設備更新計画に関する環境評価大会を開き、当初計画されていた火力発電所4基のうち2基(出力合計80万1,000キロワット)のみの建設を認めることを決定した。30日付自由時報が伝えた。

 台電は設備老朽化に伴い、2006年11月に大林発電所の拡張に関する環境影響評価審査を申請したが、二酸化炭素(CO2)排出量の削減をめぐり、検討が難航していた。

 計画は発電所5基を閉鎖し、2015年までに新たに4基を建設する内容だった。

 台電側は当初計画の半分の2基しか建設が認められなかったことについて、「受け入れないわけにもいかない。ただ、当初約束した汚染物質排出量の半減は達成できなくなった」と説明した。

 台電側は4基の新規建設後、硫黄酸化物、窒素酸化物、粒子状汚染物の排出量を半減できるとしていた。