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中鴻の8月価格、5.5%引き上げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年7月30日_記事番号:T00016936

中鴻の8月価格、5.5%引き上げ

 
 中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は29日、8月の台湾域内向けの製品オファー価格の値上げを発表した。熱延鋼板は1トン当たり1,150台湾元(約3,320円)、冷延鋼板は同900元、亜鉛めっき鋼板は同1,500元の引き上げで、上昇幅は平均で5.5%となった。中鴻は、値上げ幅は市場価格を完全には反映させておらず、川下メーカーは依然、輸出受注で強みを発揮できるとコメントした。30日付工商時報などが伝えた。 

 同紙によると、値上げ後の熱延鋼の価格は1トン1万8,850元、冷延鋼は同2万1,850元。

 熱延鋼の値上げ幅を冷延鋼よりも大きくしたのは、親会社の中鋼の9月の価格戦略と一致している。

 証券会社では、鉄鋼の例年のハイシーズンである第4四半期に向けて、さらに10%前後の値上げ余地があると予測している。