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作成日：2009年7月30日_記事番号：T00016937
永信薬品、ＰＩＣ／ＳのＧＭＰ認証を獲得
製薬大手の永信薬品工業はこのほど、台湾の製薬業界で初めて欧州の医薬品査察共同スキーム（ＰＩＣ／Ｓ）を満たすＧＭＰ（適正製造基準）の認証を獲得し、行政院衛生署の宋晏仁署長から29日、認定証書が交付された。30日付聯合報が伝えた。
経済部工業局と行政院衛生署は、同認証の取得による製薬各社の国際競争力向上を支援しており、永信薬品は３年前から８億台湾元（約23億1,000万円）を投資し、認証取得にこぎ着けた。
宋署長は「2014年までに台湾の製薬各社に認証を取得させたい。漢方薬メーカーの認証取得も推進する」と述べた。
永信薬品は現在、日本をはじめ16カ国に製品を輸出しているが、認証取得を契機に２年以内に輸出先25カ国まで増やす計画だ。
