ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

裕隆汽車が電気自動車開発、中国吉利の小型車ベースに


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年7月30日_記事番号:T00016939

裕隆汽車が電気自動車開発、中国吉利の小型車ベースに

 
 裕隆汽車の陳国栄総経理は29日、中国の吉利汽車(浙江省)が生産する小型車「熊猫(パンダ)」をベースにして、小型電気自動車の開発を進めていることを明らかにした。30日付経済日報が伝えた。

 裕隆汽車は吉利汽車から熊猫のパーツや部品を調達して台湾で組み立て、「TOBE」という自社ブランド名を付けて輸出を目指すほか、吉利汽車向けに電気自動車の受託生産を行い、中国の電気自動車市場に参入したい構えだ。既に開発作業は終えており、近く三義工場(苗栗県)内でテストを実施する。

 裕隆汽車は当初、自社ブランド「LUXGEN(納智捷)」でMPV(多目的車)タイプの電気自動車を開発する意向だった。しかし、車体サイズが大きすぎることやコスト面での懸念から、市場で受け入れられにくいと判断し、熊猫ベースの電気自動車開発へと方針を大転換した。