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ウィストロン、ブラックベリー携帯を受注か


ニュース 電子 作成日:2009年7月30日_記事番号:T00016943

ウィストロン、ブラックベリー携帯を受注か

 
 30日付蘋果日報によると、ノートパソコン受託大手、緯創資通(ウィストロン)はこのほど、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)のスマートフォン、ブラックベリーの生産を受注したもようだ。第4四半期からの出荷が見込まれ、ハンドヘルド機器部門の業績を大きくけん引するとみられる。

 同社は現在、業績全体に占めるノートPC比重の抑制に努めており、3年以内に60%以下とする目標だ。ブラックベリー機の受注では、今年の業績への貢献は4%未満とみられるが、来年はメキシコ工場で300万台を製造し、230億台湾元(約660億円)を売り上げると見込む。これにより、携帯電話の出荷台数が現在の年間100万台程度から飛躍的に伸びると予想される。

 同社はノートPCは、ヒューレット・パッカード(HP)やデル、宏碁(エイサー)、聯想集団(レノボ)といった大手から受注を獲得しており、来年の出荷年成長率は業界平均を上回る10~20%に達するとみられる。これを受け、生産能力拡張のため今年8月からタイでノートPC工場を着工する予定だ。10年9月から量産に入り、同社全体の年産能力は1,000万台増の4,000万台となる見込みだ。