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ウィンテック、年内に黒字転換へ


ニュース 電子 作成日:2009年7月30日_記事番号:T00016944

ウィンテック、年内に黒字転換へ

 
 中小型液晶パネル大手、勝華科技(ウィンテック)が29日発表した上半期の連結売上高は119億台湾元(約340億円)で、純損失は18億7,400万元だった。ただ第2四半期は第1四半期と比べ、▽税引前損失、7億8,300万元(前期比約40%縮小)▽粗利益率、マイナス1.8%(同12.54ポイント上昇)▽営業利益率、マイナス10.1%(同9.98ポイント上昇)──とそれぞれ大幅に改善していることから、証券会社は第4四半期にも黒字転換すると予想している。30日付工商時報が伝えた。

 同社は上半期に欧州系の携帯電話メーカー向け出荷が増え、第3世代工場では5~6月平均の設備稼働率が50%以上に回復した。証券会社は、同社は6月に既に粗利益率がプラスに転じていると指摘し、第3四半期中に営業利益率もプラスとなると予測した。

 今後、米国と台湾でスマートフォン向けのタッチパネル受注が増加するとみられ、第3四半期は前期比20%の増収が予測されている。