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ハンスターのQ2売上高、前期比倍増の133億元


ニュース 電子 作成日:2009年7月30日_記事番号:T00016945

ハンスターのQ2売上高、前期比倍増の133億元

 
 中堅液晶パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター)が29日発表した第2四半期の売上高は133億900万台湾元(約380億円)で、前期57億6,100万元の2倍以上に上った。純損失は26億9,600万元で、前期の約50億元からほぼ半減した。30日付工商時報が伝えた。

 周定輝総経理によると、同社は2~3年前から大手との直接競争を避けるため、中型パネルに特化して経営の体質改善を図ってきた。これが実を結び今年上半期のうち5カ月間は低価格ノートパソコン(ネットブック)向けで首位となっている。その後もネットブック向け出荷枚数は順調に伸びており、7月には前月比36%増となる130万枚程度に達する見通しだ。

 中型パネル出荷枚数は第2四半期、850万枚へと前期比112.5%もの大幅成長を遂げた。第3四半期は出荷枚数15~19%増、平均販売単価(ASP)8~10%上昇と予測している。ただ9月以降、パネル価格の上昇幅は縮小するとの見方だ。