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ノバテックのQ2純利益、前期比3倍の13億元


ニュース 電子 作成日:2009年7月30日_記事番号:T00016947

ノバテックのQ2純利益、前期比3倍の13億元

 
 IC設計大手、聯詠科技(ノバテック)が29日発表した第2四半期の業績は、売上高が前期比96.7%増の74億4,000万台湾元(約215億円)、純利益は同316%増の13億7,500万元だった。陳健興副総経理によると、在庫補充や中国の内需拡大策、および北米液晶テレビ市場が好調だったことが業績をけん引した。30日付経済日報が伝えた。

 第2四半期の粗利益率は、製品ラインナップの調整や台湾元高による為替差損により、前期比0.58ポイント低下し、30.82%となった。

 同社は、第3四半期はIT(情報技術)製品などのハイシーズンを迎えるため、前期比2けたの増収を記録すると楽観的な予測を示した。ただ、大型液晶パネル向けのドライバICについては、パネル原料のガラス基板不足などで、成長幅は縮小するとみている。

 上半期通期の売上高は前年比24%減の112億2,400万元だった。先ごろ特許侵害で米ハニーウェル社から提訴された裁判で勝訴したため、訴訟準備金3億7,000万元を利益として計上、上半期の営業外利益が4億4,000万元に達し、上半期純利益は18億1,000万元となった。