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UMC、Q2は15億元の黒字転換


ニュース 電子 作成日:2009年7月30日_記事番号:T00016948

UMC、Q2は15億元の黒字転換

 
 ファウンドリー大手の聯華電子(UMC)は29日、第2四半期の業績を発表。売上高は前期比109%増の226億2,800万台湾元(約650億円)で、営業利益が53億8,100万元と前期の営業損失43億3,500万元から大幅に改善した結果、純利益15億4,700万元を計上し黒字転換を果たした。粗利益率は23.8%で、自社予想の22%を上回った。30日付経済日報などが報じた。

 第2四半期の業績好転の理由について孫世偉執行長(CEO)は、65・55ナノメートル製造プロセス製品の受注が好調だったことを挙げた。同プロセスでは、エヌビディアおよびアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)からのグラフィックチップのほか、新たにクアルコムやマーベルの受注を獲得し、これが業績向上に大きく貢献したもようだ。

 上半期通期の売上高は前年同期比32%減の334億6,600万元となった。純損失は66億1,300万元で、前年同期の純利益26億300万円からは大幅な落ち込みとなった。

 第2四半期のウエハー出荷枚数は89万8,000枚で、第1四半期の38万4,000枚から133%の増加した。第2四半期の生産能力利用率は79%で、第1四半期の30%から大幅に改善した。