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健保改革、医療報酬のDRG制度を9月実施


ニュース 公益 作成日:2009年7月31日_記事番号:T00016957

健保改革、医療報酬のDRG制度を9月実施

 
 医療費の無駄遣いを防ぐため、入院日数や使用された医薬品にかかわらず、全民健康保険の医療報酬を定額給付する新制度が9月1日から実施される。31日付自由時報が伝えた。

 新制度は診断関連群(DRG)制度(または疾病分類制度)と呼ばれ、米国などで既に導入されている。新制度では入院が必要な主要111項目の医療報酬が定額給付となる。同制度は病院が医療報酬目当てに入院日数を延ばしたり、不必要な検査や投薬を行ったりすることを防ぐ狙いがある。

 ただ、がん、エイズ、血友病、その他難病のほか、入院日数が30日以上の重症患者に関しては、医療費が高額となるため、DRG制度の対象に含まれない。DRGの対象項目は今後6年間で段階的に拡大される。