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作成日:2009年7月31日_記事番号:T00016958
中国での就業に関心64%、前年より1割増
求人求職サイト、1111人力銀行は30日、台湾人ビジネスパーソンの64.2%が中国での就業に関心があり、割合は昨年の54%から1割増加したというアンケート調査の結果を発表した。関心があるという回答者と既に中国で働いているビジネスパーソンのうちの78%が、中台関係の改善が中国で仕事をする意欲のプラス要因になったと答えた。31日付中国時報が報じた。
中国で就業したい業種で最も多いのはIT(情報技術)・ハイテク産業で46%、次いで従来型産業44%、貿易流通業39%などとなった。
既に中国で就業している台湾人ビジネスパーソンの給料は、台湾で働いているときより平均で1万9,456台湾元(約5万7,000円)上回っているが、この幅は昨年6月の調査時から6,355元縮小した。
中国での就業人気が高まる一方、中国で既に働いているビジネスパーソンの57%が「台湾に帰りたい」と考えていることも分かった。このうち32%が「待遇が依然ほど良くないため」と回答。また、29%が中国での仕事が当初期待していたほどうまくいっていないためと答えた。
アンケート調査は今月14日から27日まで電子メールで行われ、有効回答件数は1,078件だった。