ニュース 金融 作成日:2009年7月31日_記事番号:T00016964
金融監督管理委員会(金管会)によると、台湾域内の銀行による融資残高は、6月末時点で前月から486億台湾元増加して18兆549億元(52兆5,500億円)となり、今年に入り続いていた減少に歯止めがかかった。特に運転資金融資が単月で951億元増加し、金管会は短期資金の需要が高まっていると指摘した。31日付工商時報が伝えた。
6月は民間企業向け融資が734億元増、個人向けも383億元増と、この2項目で計1,117億元の増加となった。一方、政府機関が低利率を理由に公債の発行を増やしたため、政府機関向け融資は574億元減少した。
金融機関別の融資残高増加幅は、▽彰化銀行、332億元増▽国泰世華銀行、217億元増▽台湾中小企業銀行(台湾企銀)、174億元増▽玉山商業銀行、110億元増──という順位となった。
また、延滞債権額は2,713億元で前月から182億元減少し、延滞債権比率(貸出残高に対する延滞債権残高の割合)は前月比0.11ポイント下降し1.5%となった。
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