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台湾大哥大、大衆電信に出資検討


ニュース 電子 作成日:2009年7月31日_記事番号:T00016979

台湾大哥大、大衆電信に出資検討


 台湾大哥大(タイワン・モバイル)は、経営再建中のPHSキャリア、大衆電信(FITEL)に出資する方向で検討しているもようだ。両社が提携すれば、契約件数は台湾大哥大の630万件に大衆電信の70万件を加え、合計で700万件に達し、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)との業界2位争いで優位に立つことになる。31日付工商時報が伝えた。

 大衆電信は現在、PHSとWiMAX(ワイマックス)の両分野で経営体制の見直しを進めるとともに、総額21億台湾元(約61億円)の増資を計画している。台湾大哥大は段階的に大衆電信に出資し、経営主導権を握りたい構えだ。今後はいったん増資を引き受けた上で、公開買い付け(TOB)を通じ、大衆電信株を追加取得する案が有力だ。

 台湾大哥大の広報担当者は30日、コメントを避けた。