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台北〜上海、中華航が2千元値下げ発表


ニュース 運輸 作成日:2009年8月2日_記事番号:T00016982

台北〜上海、中華航が2千元値下げ発表


 8月31日の中台直航チャーター便の定期便化に向け、航空会社による値下げ競争が始まっている。中華航空(チャイナエアライン)は30日、8月31日以降、台北~上海往復のエコノミークラスを最大で2,000台湾元値下げし、1万4,400元(約4万2,000円)にすると発表した。31日付聯合報が報じた。

 長栄航空(エバー航空)は、往路は上海行き、復路は上海、杭州、寧波などから出発地を自由に選択できる1万4,500元のキャンペーンチケットをインターネットを通じて発売する。また、松山~上海を現時点で台湾の航空会社で最低価格の1万4,500元で販売している復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)は、定期便就航に伴い1,000元値下げして1万3,500元とする。

 なお、中国の航空会社は台湾を上回る大幅な値下げを実施する予定で、中国国際航空(エアチャイナ)は1万6,000元から1万元に、中国南方航空(チャイナ・サザン・エアラインズも1万6,000元から1万1,000元へと値下げする。

 一方、消費者からは、台湾の航空会社の値下げは座席クラスや期間を限定していて、全面的なものではないという指摘が出ている。交通部民用航空局(民航局)の李龍文局長は、定期便昇格後は「実質的な値下げ」を行うよう改めて航空各社に呼び掛けた。